舞台幕

軸幕(源氏幕)

舞台最前面の上部に吊り下げられる横長な幕のこと。
舞台開口部(プロセニアム)の高さ調節と、舞台の装飾を兼ねた働きがあります。通常、学校講堂・体育館では一文字幕の中央に校章を刺繍して用います。

一文字幕(水引幕)

一文字幕のすぐ後、左右に分けて吊り込まれる幕のこと。
一文字と同様、プロセニアムの両サイド調節や装飾を高める。軸幕は、一文字幕と同一仕様のものを仕様するのが一般的です。

緞帳

舞台と客席とを仕切る最も豪華な幕で、舞台上演の区切り、転換を客席から見えない様にするための機能をもちます。幕あいには観客の目を楽しませ、心に安らぎを与えることも目的とします。舞台の用途や規模により綴れ・錦織・フック織・アップリケなどが用いられますが、一般的な学校・講堂・公共施設関係には厚地のジャガード紋織緞帳地が用いられる事が多い。
昇降方式には、とばし上げ式・たたみ上げ(折タタミ)式・ドラム巻取り式・開閉式には、両開き式(引き割り・割緞)などがあります。
綴(つづれ)織 最高級品の緞帳。原画を原寸に表現するにあたり、組織の粗密、模様の大小、色数の多賓、原糸・素材の選択などが自在であること、色彩のボカシを含めてあらゆる絵画的な表現が可能であり、最適な技法です。
フック織 さまざまな色彩を生みだすフック織り。原画を表現するにあたって、緞帳の豪華さも表現でき、学校や小規模な舞台から洋風ステージまで巾広くお使い頂ける緞帳です。
アップリケ緞帳 種々の裂地を型どり、台地に張り合わせまた縫いつけ、友禅染や刺繍で仕上げる緞帳で、豪華さとボリューム感を発揮します。
西陣別織地 原画をもとに制作するかわりに、四季折々の風情や、題材をモチーフに織られた別織の緞帳です。

中引幕

左右に開閉する幕で舞台の奥行によっては何枚か用意される。
催物内容や転回に合わせて舞台を仕切ったりする。最近では、緞帳同様電動式で造られる。布地は、倍ヒダ以上で造る。

中軸幕

舞台の上手と下手にカスミ幕と平行して吊る幕で通常カスミ幕と同じ布で作られる。 観客席から控室が見えないようにする幕である。

かすみ幕

プロセニアムに平行して舞台上部に吊られる横長な幕のこと。 上見切り幕とも呼ばれます。一般的に濃色の生地が使われ、客席から天井上部の照明、その他舞台背景上部の装置類を覆いかくし、舞台に立体感をもたせます。 関東地方では「一文字」、関西地方では「カスミ」と呼んでいます。

スクリーン

映写、スライド、ビデオプロジェクター。ビニール系の素材で造られる。
構造面を大別すると、

・枠張込用-----固定式・壁面取付・フライズ吊下げ
       └移動式・昇降式(電動)
・巻上式-------上部ドラム巻上式(電動)
       └下部ドラム巻上式(電動)

バック幕

舞台の後方にある幕で、舞台の背景となる幕で演出者が目立つ様な色で造る。ヒダは倍以上で造る。

ホリゾント幕

舞台の後方にある幕で、布地は帆布(厚い布)で造る。
舞台照明(アッパーホリゾント、ロアホリゾント、サイドスポット)等の照明器材を使い色彩効果を高める重要な幕です。ヒダはなし。
注:舞台照明器具が取付られない場合はこの幕は不要。

緞帳・舞台幕のクリーニング及び防災加工

重量の重い緞帳は年月の経過と共に、傷みや劣化が進み、落下事故などの心配があります。
高価な伝統ある緞帳を、末永く使い続けるため、修繕や補強、落下防止の処置が望ましいでしょう!

大ホールの「綴織り緞帳」修繕補強風景

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    上部 力布・チチ紐交換作業。緞帳生地補強作業。

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    下部、パイプ袋交換作業。

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